夏(7月初旬)の洋蘭の管理レポート
7月に入りましたが、まだ梅雨が続き、太陽が見えない日が多い季節。現在のベランダでの洋蘭の育成状況を報告します。
○概要
(1)現在咲いている洋蘭
(2)ベランダでの管理状況
(3)生育状況
1.現在咲いている洋蘭
6月末からカトレア(C. Evarett Dirksen) が咲いています。
このカトレアは唯一の大輪のカトレアで、株や葉がとても大きくしっかりしています。
(1)つぼみが出てから咲くまでの様子
シースからつぼみが出始めてから開花まで毎日朝、撮影した写真を掲載いたします。
①つぼみの出た頃
②つぼみが延びてきた頃
③花目が膨らんできた頃
④開花した頃
2.ベランダの管理状況
①ベランダに扇風機を設置(タイマー活用)
洋蘭の育成には、洋蘭を風通し良くしてあげることが大切と「洋蘭の本」に書かれています。ベランダで一定の風を吹かせるよう、6月下旬から扇風機を設置して日中送風しています。
10何時間も長い間つけっぱなしでは電気代もかかるので、電源のON OFFをコントロールするスイッチを噛ませています。
製品名;REVEX PT70DW
コントロールは 曜日指定、時分単位でのON →OFF → ON のように複数回、繰り返しで指定できます。
●現在の設定状況
5:00 ON , 6:00 OFF ,7:00 ON
8:00 OFF, 9:00 ON , 11:00 OFF
12:00 ON, 14:00 OFF 15:00 ON
17:00 OFF
毎日自動で動いてくれるのでとても便利です。
製品REVEXタイマー は 以下のサイトから購入できます。
②胡蝶蘭を物干し棹に吊るしました。
これまで冬の間置いていた部屋の窓側の台から移しました。部屋の中では日中、風通しをよくするため、ガラスの扉を開放し、部屋の中に扇風機を置き、室外の扇風機と同じ 電源スイッチからのコントロールで通風のコントロールを行なっていました。蘭の本を読んでいたところ暖かくなったら、屋外の風通しの良い場所に置いたほうがベターとの記述がありました。
これまでもパンダ系の蘭なども物干し棹につるしていましたので、多くの蘭が物干しにぶら下がってくれました。
③銀色の遮光ネットを貼りました
これまで、黒の遮光ネットを貼っていましたが、これから暑くなってくるので、銀色の50%遮光のネットをベランダに貼りました。
ダイオー 遮光ネット サイズは 4m x 2 m 、遮光率50%です。ベランダの約60〜70%を覆うことができるので丁度よかったです。
楽天市場で春に購入しました。
以下の製品は当方のものとチェットタイプが違いましが、類似品です。
3.生育状況
①冬に根腐れした蘭
冬に根腐れした胡蝶蘭は回復するように育成していましたが、3株程枯れてしまいました。株全体にカビが広がる現象が起こっていました。
②高芽取りした新芽は順調
高芽取りしたデンドロビュームの新芽は順調に葉や茎を伸ばして元気です。
@@@ 新芽のデンドロビューム鉢 @@
③弱った胡蝶蘭から新芽が下の方から出てきた
ピンクの胡蝶蘭は葉に穴のようなものが一杯できて弱っていましたが、根元の方から新しい葉になる芽が出てきました。一度2枚の葉の間から新芽が出ましたが、少し伸びたところで、黒くなり伸びませんでしたが、暖かくなって元気を取り戻し、上からの成長は諦めて、成長点を下にして出てきたものと思われます。
生命力があります。
@@@ 根元らか 新芽 の写真 @@@
④冬咲きのカトレアは順調
冬に咲くカトレアは新芽を出して順調に茎を伸ばして成長しています。
・以下より「洋蘭の育成」のメイン画面に戻れます。↓
洋ランの育成方法
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