春のベランダ育成に向けた洋蘭の植え替え

2022年6月4日

1.初めに

いよいよ4月に入り、暖かくなりましたね。これまで家の中で育てていた洋蘭も、根腐れや株の寒さによるダメージをケアした植え替えなどをしないといけなくなります。どこか外へ遊びにいきたいところを我慢して、家で植え替えや株のケアを行いました。どんなことをしているか紹介いたします。

 目次(やったことの概要は以下)

   ①カイガラムシのせん滅
   ②活性化剤(メネデール)の噴霧
   ③植え替え(デンドロ、胡蝶蘭 各1株)

2.カイガラムシのケア

OKストアの園芸品売り場で、「カイガラムシ対策スプレー」を昨日購入。
これを使って冬にカイガラムシに影響を受けたと見える株に噴霧を行いました。最初噴霧時は泡のように一杯出てきたので、ティッシュペーパで拭いて均一に株の表面に行きわたらせました。その内に細かい霧状に代わってきて均一な噴霧ができました。
 カトレアがカイガラムシにやられて、一部茎が黄色に変色しているものもありました。今後の株の状態を見守っていきたいと思います。どうも交配種より、原種の方が被害を受けていました。

カイガラムシスプレー

3.発根等の洋蘭株の活性化

これまで、youtubeでメネデールが発根に有効と知り、100均で絵筆を買ってきて、元気のない胡蝶蘭に辺に一日1回くらい縫っていました。特に弱っている株は、プラスチックの入れ物にメネデール液を入れて、そこに根をつけて、ビニール袋で全体を覆って、育成しています。

絵筆で塗って回るのは結構手間なので、スプレーにメネデール液を入れて噴霧して回ったら楽だろうと考えて、100均でメネデール専用にスプレーを購入しました。スプレーのボディには「メネデール液 500cc」と
記載して、水のスプレーと間違わないようにしました。今日はこのスプレーを使って、弱っている洋蘭の茎や根の周りにスプレーして回りました。

メネデール液スプレー

3.デンドロビュームの植え替え

この株は残念ながら、花芽が伸びてきて咲く一歩前で、花芽が枯れてしまいました。原因は湿度不足等が考えられます。もう3年くらい入手したまま植え替えしていないので、今回植え替えを行いました。国際園芸様で購入したバークに、バーミュクライトやゼオライトを少し配合した用土を作り、植え替えてみました。来年は咲いてほしいなあと思っています。写真にひげのように2つ出ているのが枯れてしまった花芽です(残念)。

4.胡蝶蘭の板付けにトライ

根腐れが多かった胡蝶蘭株は順番に植え替えしていくところです。今日は、先日国際園芸様で購入した「杉板」で板付けを始めてやってみました。以外と簡単に引っ付けることができました。来年はこの板で是非咲くように春、秋でまず育成していきたいと考えています。

植え替え前胡蝶蘭株
板に水コケを乗せたところ
板付後の胡蝶蘭

麻紐で固定しました。水コケはパラパラすることもなく、よく付着してくれました。

5.ベランダに胡蝶蘭を吊るす。

だいぶ暖かくなってきたので、ベランダのフックに胡蝶蘭を吊るしてみました。風通しがよく、上が覆われており、日差しも入りにくいので、このように吊るすのは株にとっても快適ではないかと思っています。
これから段々熱くなりますので、遮光ネット(銀色)を通販で手配したところです。

 ・以下より「洋蘭の育成」のメイン画面に戻れます。↓

洋ランの育成方法