7月下旬〜8月初旬の洋ランの手入れ
7月も下旬となり、夏まっさかりです。ベランダは朝晩は30℃以下で、洋ランには適正な温度ですが、10時〜`11時を超えるあたりから、30℃を超えて、過酷な環境になります。そんな真夏のベランダでの手入れの様子をお伝えします。
1.貝殻虫退治
高温多湿で湿度は70%を超えてきます。特にカトレアの葉や茎に貝殻虫が多く付着しています。
貝殻虫は、真っ白な綿が緑の葉などに付着しているので、すぐにわかります。
爪楊枝やティッシュペーパーなどを用いて、カイガラムシの綿を取り除き、カイガラムシに効く噴霧材(カダンK)を吹きかけました。また、竹酢液も効くので、水で希釈したものを吹きかけました。
2.窓側に寄せる
ベランダの壁側(外側)は日当たりが強いので、太陽の光が少ない、窓側に園芸台を寄せました。また、遮光ネットも2重にしました。
3.扇風機を9時から17時まで
扇風機は地べた置きと台の上の方からのものと2台で動かせています。タイマーは9時にON 18時にOFFするように設定して、つけっぱなしにしています。
4.水やりは夕方涼しくなってから
本で読んだののですが、水やりは涼しくなった夕方にやったほうが、洋ランへの負担が少ないとのことで、夕方に与えています。よく乾いてから与えるように注意しています。
5.新芽が黒くなった(カトレア)
カトレアの中でも比較的小さい種類のもので、春先に株分けした株の新芽が黒くなって枯れる現象が複数発生しています。
正確な原因は不明ですが、小さい株で、植え替えでまだ弱い状態で、高温に耐えられなかったのではと推測しています。
もう1つの推測は、冬の間に弱って、病気にかかったのではないかとも想像しています。
枯れてしまったものは取り返せないので、次にまた新芽を出してくれるように、手入れをして様子を見守っています。
6.胡蝶蘭の様子
枯れるものもあれば、息を吹き返したもの、依然と病気と共存しているもの、さまざまですが、様子を見てお助けしています。
7.デンドロビュームの様子
デンドロビュームはすくすくと茎、葉を伸ばしており、元気です。向山園芸さんの固形肥料(モルコート)が効いているように思います。
また、高芽取りした新芽も元気に成長しています。
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