小さな村の物語 イタリア サン・マウロ・ラ・ブルーカ
20220306 今日の小さな村の物語
1.放送日 ・概要
BS日テレ 3/6(日) 10;00-11;00
小さな村の物語(イタリア)土曜日夕方6時からと上記時間の週2回放映されているイタリアの村の素朴な暮らしの風景を紹介する番組。
2.今回の村
今回は、サン・マウロ・ラ・ブルーカ イタリアの南部の村が紹介された。サン・マウロ・ラ・ブルーカ(伊: San Mauro la Bruca)は、イタリア共和国カンパニア州サレルノ県にある、人口約600人の基礎自治体(コムーネ)である。
イタリアは山岳が多く、大きな平地が一部の地域に限られていて、海からすぐに切り立つ海岸から直ぐに山になっている地域も多い。(この村からはだいぶ離れているがアマルフィもそんな海縁にある町)
このサン マウロ ラ ブルーカも同じ地域である。Google 地図参照。ティレニア海に近い山間地域。
緑につつまれた村。山の傾斜面に村がある。
3.番組の風景
軽やかな協会の音色が心地よい。紹介された家族は、いつも2家族くらい紹介される。
①1つめの家族
村のバールを営む祖母と孫のお店の様子が紹介される。
昔から祖母がやっているバールを引き継いで孫娘さんが祖母に指導を受けて、バールを開いている。
イタリアの村には必ず1軒くらい村人が集まる阿バールがある。(日本で言えば、居酒屋、茶店)
これまでの番組でも、朝一番に仕事に行く前に、男の人がバールに来てエスプレッソを飲み、バールの店主と朝に雑談をしながらエスプレッソを一杯。一息してから仕事にいったり、家に戻る。こんな風景が出てくる。エスプレッソは濃厚でおいしいから朝飲むと頭がすっきりするもんね。エスプレッソは通常一杯2百円くらい。
さて、今回の番組では、朝にバールの祖母がお店に出すピッツァ作りをしている。何枚も用意している。おいしそう。
なんだろう黒い小さな丸いものをピッツァの上に乗せて(トッピングして)いる。塩つけのオリーブですかね。
4段積みの小振の電気(と思う)オーブンに入れてこのピッツァを焼き始める。
バールは背面にお酒のボトルがカラフルに並び、何ともお洒落。村には華やいだショップなどあまりないから、このようなバールが明るい社交場になるのですね。
バールのカップに注がれた濃厚なエスプレッソが写し出される。(イタリアのバールでエスプレッソ飲みたいなあ)孫のカルメンが朝バールにきた。そうか。バックのお酒を陳列する壁は鏡になっている。
これで華やいで見えるんだね。
夕方 バール。複数人のお客と祖母、孫娘さんが対面で対話しながら、ビールなどをサービスしている。夜はスナックのようになるんだね。でかー。ビールのグラス。朝作ったピザもサービスしているのかな。
孫のカルメンは祖母に教えてもらいながら、村のバールを大切に育てている。
②2つめの家族
ラッファエーラさん。
白いかんぞうのような花が映し出される。家の近くの野山で野生のアスパラガスを取っている。野生のアスパラはとても細いし、緑色が濃い。(日本でうどやタラの芽を山に取りに行く感じですね)これを食材として取り、
パスタ、オムレツにいれるとのこと。 ご夫婦で野山を犬と散歩しながら採取されている。
秋はキノコ狩り。春は花の香りがいい。自然の中の素朴なものをいつまでも愛している。
取ってきたアスパラガスを使って、ピッツァを作る。サモリナ粉?から、生地を作るんだね。
濃厚な野生のアスパラガスを湯でる。濃い緑色、濃厚な味なんだろうな。
アスパラにエビを合えてソースにする。
アスパラの具材作りは旦那さん、生地作りは奥さんで分担して作っている。お宅は傾斜面の林にぽつんと立つ。ラッファエーラさんは若いころキャビンアテンダントをされていた。
その後結婚で村に戻りで夫婦で暮らしはじめ、お子様も成長して今はご夫婦だけで暮らしている。
子供たちは育って都会に出ている。 先ほどのアスパラのソースを一度焼きしたピツァに加えて再度焼く。
友達とお食事だ。ワインとピッツァ。いいね。居間には暖炉がある。天井は板張り。
山野草がトタンの鉢に生けられている。家からむこうに海が見える。いいなあ。
今日も村の道を犬と散歩する。ほんとに山の中だから、喧噪など何もない。
帰りにあの祖母、孫娘のバールによって、軽くビールをご夫婦で一杯。バールの祖母、孫娘さんとと世間話。
4.村のたたずまい
村の建物は壁は白、屋根はオレンジ色で統一されて、綺麗。村の周りは森林の山に覆われている。