カトレアの育て方(初心者)

2022年6月4日

大分暖かくなってきました。今週は一番持ち株数の多いカトレアの育て方を調べましたのでレポートいたします。参考になさって下さい。まだ、洋ランについては初心者です。

1.概要

カトレアはとても華麗できれいな洋蘭です。
原産地;ブラジル
樹木の幹などに着生して生きています。川などの近くで湿度が保てる場所に多く自生しています。
 直立するバルブと地面を 這うように延びていくほふく茎でできています。

 <写真 バルブ茎 

バルブ茎

 <写真 ほふく茎 >

ほふく茎

葉は1枚のものと2枚のものがあります。

 <写真 1枚葉  >

1枚葉

 <写真 2枚葉  >

2枚葉

花はバルブからシースというカバーのような袋に覆われており、シースを破って花をさかせます。

 <写真 シース> 

シース

花の咲く時期は夏咲き、秋咲き、冬咲きなど時期が決まって咲くものと不定期に咲く種類があるようです。私の場合、冬に咲く株が多いです。(年中 咲かせたい場合は夏咲き、秋咲きなどのもののほしいですね。」)
  また、種類には原種、交配種があります。交配種のほうが丈夫で育てやすいと経験から感じています。また、価格も比較的交配種のほうが安い傾向にあります。

2.作業

4月~5月 ; 植え替え、株分け

 9月    ; 植え替え、株分け

11月~3月 ; 支柱立て

 カトレアはほふく茎が交互に前に前に地面を延びて生長しますので、2年くらい経ちますと、鉢の縁に当たって鉢の外に延びていきます。このため、根が鉢の外まで出るようになってきましたら、少し大きめの鉢に植え替えを行います。
 この場合、ほふく茎が延びていく方向に空き地を設けるように植え替えます。

 <根が鉢外に出た写真 >

根がはみ出してきている

 花を咲かした茎はまた花を咲かせることはないので、古いバルブが増えていきます。 鉢のサイズが大きくなるばかりなので、株分けを行います。
支柱立て ;つぼみができたら、そのバルブに対して支柱でバルブを支えます。

3.置き場

10月中旬~5月末; 室内
          10℃以上

6月~10月初旬; 屋外
     風通しの良いところに置きます

4.日照り

5月 ; レースカーテン越し
6月~10月初旬; 50%遮光
10月中旬~4月; ガラス越しの日光

5.水やり

3月~6月; 乾いてきたら与える
7月~9月; 十分与える
10月~11月; 乾いてきたら与える
12月~2月 ; 乾いてから1~2日たって与える。

6.肥料

4月中旬~ 9月中旬 ; 1000倍の液体肥料を週1回与える。
5月、6月  ; 各1回 置き肥を与える。

7.略称 C.

なお、他の洋蘭の育て方は以下から参照できます。

デンドロビュームの育て方胡蝶蘭の育て方シンビジュームの育て方

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洋ランの育成方法