年を取ったら新しい安全な車に乗ろう

2022年6月4日

○概要

 最近、高齢者による傷ましい車の事故が多く報道されています。アクセルとブレーキの踏み間違いなどの確認不足などが原因と思われる事故が多い。安全な運転に十分注意することも重要だが、最新の安全機能が装備された新しい車(新車)に乗れるなら、そうしたほうが良いと思う。

1.65歳を超えたら運転は細心の注意

65歳を過ぎても体力はまだ十分にあるし、車の運転も大丈夫と思って利用している。しかし、あの人の名前が出てこないなど、脳の働きは徐々に老化をしていっていることに少しずつ気がつきます。車は間違った操作をしてしまうと危険な装置になりかねない。日々の生活の中で利用する車なら、忙しいときもあれば、考え事をしないいけない場合が出たり、自分の脳を車運転に集中しないといけない局面でも、自然の脳、体の衰えにより自分が大丈夫と思って操作している場合でも足りない部分があって、それが原因で思わぬミス、見落とし、勘違いなどを起こし、想定外の事故になるケースが出てしまう可能性をよく考えないといけない。

 特に忙しく活動している場合は、そのような注意散漫な状態を引き起こしやすくなっていると、これまでの経験でも思う。

2.どうしたらいいのか?

 2.1 まず、体を鍛えて体力を維持する

基本、65歳を過ぎても体を鍛えて体力を維持向上させていることが大切に思う。車はスピードが出る乗り物ゆえに、その操作にはきちんとした体力を維持しておく必要がある。言い換えれば、運動神経の維持向上につとめることだ。

 2.2 脳トレ

なんでもいいので、勉強や読書など日々脳を鍛えて、脳が衰えないようにする。常日頃、脳を回転させて活性化させておくことだ。

  2.3 運転方法

自分を過信せず、安全運転(スピード、マナー)に心がける。たとえば、高速道路も80kmくらいの安全スピードでのんびりした運転に心がける。そのためには無理な計画は立てず、ゆったりとした旅程を組むことだ。

 2.4 安全な車に乗る

ここが今回言いたいところ。5年〜7年過ぎたら、新しい車に乗り換える。

 新しい車だとボディーに傷をつけたくないから自然車の扱いが丁寧になり運転も慎重になる。古い車だと「ちょっとくらいかすっても」と少し雑な扱いになりかねない。このような心がミスや事故につながる。

 年金生活に入ると必要経費を下げないといけないので、車も最後まで乗り潰して、できるだけ更新を控えたいと思う気持ちが出るが、高齢に近づく年齢で継続して車を運転したければ、新しい車に乗り換える投資をしっかりすることが重要だ。

2.5 スバルインプレッサに乗り換えた

車の年数が経つと買取価格も下がる。上記安全性も考えて、価値がまだある内に、乗り換えをした。前回からスバル車に乗っていたので、今回はスバル インプレッサST 1600ccに乗り換えた。

2.6 安全性で進化している

スバル車は、アイサイトという両目の監視カメラを装備した安全機能が装備されている。前方や横からの急接近する車、人などに対するブレーキ機能や、自動運転機能など大変優れた安全機能を装備している。

 冒頭で解説した高齢化する運転者(筆者含む)には必要な機能である。今回購入したインプレッサでは、更に安全性が向上している。具体的には、
①バック側のカメラ搭載、バック側の障害物警告機能

  バックする場合には後ろのカメラが作動し、人や障害物等がないか、インパネの画面で確認できる。また、バックして障害物に接近した場合は、警告音等で知らせてくれる。

②機械式駐車場への駐車が便利

  バックで駐車場に入れる場合、バックのカメラの映像に収納する駐車域の両サイドの境界線に合わせて、現在の車の向き、左右位置が平行線で表示してくれるので、その線を駐車域の両サイド線に合わせることで、うまい車庫入れができるようになった。
この時、左サイドのミラーから後方のカメラ映像も確認ができるように改善されている。 このように、非常に安全性の高いアイサイト機能に加えて、年々安全性の機能は進化しており、高齢化による安全運転の不安要素を少しでも担保する機能が搭載されている車に乗り換えていくことは大切だと思う。

3.広くて安全な道を選んで運転しよう

狭い道は、対向車との接触や道の譲り合いによる思わぬ障害物への接触など運転がやっかい。狭い道路や混雑した道路は避け、広くて空いた道路を選んで運転するように心がけよう。 

4.無理のない運転計画を立てよう

車で遠出する場合は、無理のない計画を立てる。走行距離も身のたけにあった距離で一日の運転を終えるようにこころがけたい。

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