チェロの発表会で(亡き王女のためのパバ―ヌ)を独奏しました。

2022年6月4日

9月の終わりにチェロ発表会に出ました。
昨年までは全体合奏の参加でしたが、今年は独奏にも参加させて頂きました。
 曲目は ラベルの「亡き王女のためのパバ―ヌ」でした。
 楽譜は以下の本(休日のチェリスト)を購入してレッスンでも使っており、そこから選びました。


 定年になり休日が以前より増えましたので、練習をよくやり、続けて練習している期間において暗譜して弾けるようになりました。この本にはピアノ伴奏のCDがついており、その曲を流して、タイミング等を合わせる練習を繰り返し・繰り返し行いました。

以下は練習用の楽譜のコピーの一部です。視力が低いので拡大コピーしています。ピアノ伴奏とのタイミングが
合うよう、休譜の部分にピアノパートを手書きで追記しました。

 

 音符の位置でひくというより、ポジションでひくようになり、段々楽譜は見なくなりました。
今回はD線のポジション移動が多く、まだウェルナ教則本ではポジション移動の練習には到達していないので、2ポジション前後の移動がスムーズにいくよう練習し勉強になりました。
 また、ポジション移動と同時に狭い指間から広い指間に移る箇所もありよく練習しました。

<本番>
いつもの自宅の部屋と異なるステ―ジは環境が異なるので、そこで同じ頭、体を働かせ、いつも通りに弾くことの難しさを感じましたが、体(頭 腕 指)が曲目の弾き方を覚えてくれており、大きなミスもなく弾くことができました。
本番前まで、注意しようと考えていた点が本番でも出てしまいました。
①後半に同じフレーズが2回出てきますが、何回目が途中でわからなくなり、
その次のフレーズで間違い、遅れて引いてしまいました。ほとんど楽譜は見ないで弾いていましたので、今どこを弾いているか見るようにすべきであったか?とも感じています。
②上で説明したフレーズは曲目の最初にも出てきますが、最初のフレーズより後半のフレーズがどうしても早くなるという注意をもらい続けていたので、注意しようと気にとめて弾きましたが、本番でも早くなってしまいました。これはどうも後半になり調子が出て来るので、自分の体内メトロノームの振動針が自然と速まり、自分で気がつかなくなるのではと思いました。
 最後まで伴奏をよく聞いて、伴奏との間合いをよく取って弾けるようにならないといけないなと思いました。

youtubeに出ている海外の演奏を以下に参考に添付いたします。私が演奏したのは初心者ですので、この一部のカット版です。

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