嵐山に行ってきました

2022年6月4日

11月終わりに京都 嵐山に行ってきました。羽田空港→神戸空港→阪急電鉄で嵐山までいきました。 1日目は渡月橋を見た後、龍安寺にまずいきました。嵐山電鉄で移動しました。

1.龍安寺

 あの有名な石庭を見ました。

 

 印象は石はもっと大きいとではと思っていましたが以外と小ぶりという印象。歴史を感じ素晴らしいお庭でした。あまり混んでいなかったので縁側に、座れて観賞できました。
 ちょうど紅葉が真っ盛りで楽しむことができました。

2.金閣寺

 その次にバスで金閣寺に、向かいました。行って見ますと生憎、お寺が改修工事でカバーがかかって見えないとのこと。
 参拝はまたの機会としました。

3.仁和寺

 宿泊にはまだ早いので、仁和寺に行くことにしました。仁和寺は嵐山の龍安寺近くなので、バスで戻ります。

 仁和寺といえば徒然草に ’仁和寺の僧・・・’ の段で思い出すお寺ですね。通りに面した山門が古くてがっしりして落ち着きがあり圧倒されます。
 境内が、北の山に向かって広く伸びており、とても広大な敷地で、ゆっくり参拝ができ、「これぞ京都」です。

 時間が押していたのですぐに、左手の御殿を見学しました。入ると 龍安寺のような小石を敷き詰めた広い庭が広がっており、その向こうには恐らく天皇家だけが通ることができる門が見え、その向こうには山門が見渡せます。

仁和寺

 仁和寺は平安時代の法王が建立したお寺で皇室に大変ゆかりのあるお寺のようです。参道には令和天皇(皇太子様) が参詣した時の記念碑などが、多く立っていました。

御殿の中は皇室が住まわれていた神殿を移築したようでとても落ち着きのある佇まいです。池のある中庭もよく手入れがされて素晴らしい庭でした。

御殿を出て本堂がある北の方まで向かいました。本堂も##殿を移築した江戸後期の建物とのことです。

 本堂から観音堂に行くと調度、お坊さんたちがお務めで回らせており、お経をお聞きすることができました。声が清んでおり心が洗われるほど心地よいお経でした。

 仁和寺からは嵐鉄で嵐山まで戻りました。その晩は嵐山の宿に泊まりました。

温泉にはいることができました。嵐山温泉という温泉があることをこれまでしらなかったので、京都散策にはここが便利と感じました。

2日目はいつか行ってみたいと思っていた下鴨神社に向かいました。

4.下鴨神社

二日目は嵐山の宿から阪急電車で京都(四条畷)まで電車で移動し、下賀茂神社まで行きました。下賀茂神社は 方丈記を書いた鴨長明とゆかりの深い神社です。神社のはずれには方丈の庵が方丈記に書かれた庵の状態を忠実に再現して建てられています。それを是非見たかったからです。
昨年度のNHKラジオの古典講読で方丈記をやっており、それを1年間らじるらじるで聞いていました。この庵は現在でいうとキャンピングカーのように、すぐに解体してすきな山奥などに移動して運べるようになています。また、鴨野長明は琵琶の名手でもあり、部屋の中においてつま弾いていたようです。私も山行やチェロがすきなので何か中世の人とは言え親近感を覚えました。

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下賀茂神社で参拝の後、「糺の森」の小道を歩いて方丈の庵に向かいました。この小道も方丈記の番組で説明ありましたが、賀茂神社に由来のある場所てす。

上の写真が庵です。

 

壁は今でいうプレハブのような作りで直ぐに畳んで運べますね。よくできています。最近はアウトドアやソロキャンプが流行っていますが、鎌倉時代のアウトドアの先駆者のような気がします。鴨長明は父が下鴨神社の宮司を勤めましたが、宮司の相続で希望がはたせず、当時の天皇から和歌のヘンサンで厚遇されていましたが、野へこの庵を携えて下ったと記されています。失意はあったのですが、自由人として好きなように生きた記録が残っているのは凄いことだと思います。

5.旧三井家下賀茂別邸

 方丈の庵を見た後、近くの旧三井家下賀茂別邸を見て、帰宅しました。

 三井家の別邸は和風建築、お庭がとてもすばらしく、ゆっくりお部屋から眺めることができます。

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