胡蝶蘭のつぼみが咲かずに萎れる

2022年6月4日

1.つぼみが萎れて咲かない胡蝶蘭が多かった

昨年まで元気に複数の花を元気に咲かせていた胡蝶蘭が、今年はどういう訳か、花が一杯咲かずに、つぼみが萎れてしまう株が多かった。数年の間胡蝶蘭を咲かせているのでこんなことは初めてです。冬の間も、室内温室をつくって、寒い夜の温度管理もきちんとやったので、少し残念な思いをしている。インターネットやYouTubeで情報を探して原因を考えています。この辺について今回レポートして、対策を進めているところです。

2.つぼみが萎れる原因?

原因として、考えられる点を列記してみます。
 ①鉢の材質を素焼き鉢からプラスチック鉢に変えた点
 ②冬場の水の水の与え過ぎ
 ③室内温室に詰め込み過ぎた
 ④温室の一番床面に近い段に置いたので、以外と夜冷えてしまった。
 ⑤肥料の与え過ぎ?

3.プラスチック鉢で、根が湿り過ぎてダメージを受けた。(原因1)

YouTubeなどでよく紹介されている悪い例は根腐れです。①のプラスチック鉢が原因で、水苔の乾きが悪く、根の回りで湿った状態が続き、根腐れが多く発生した点が考えられます。 我が家の例ではいかの写真のようにほとんど表面近くで根の生育がなく、根の状態を健康な状態に保てなくなる程に、湿り気を根に与えてダメージを与えてしまったのではないかと推測しています。

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4.室内の狭い、低い場所に入れていた(原因2)

2番目の原因は洋らんの株が最近増えたので、冬場の室内の管理場所として窓際に室内温室を組みあげ、その中の一番床面に近い段に胡蝶蘭を入れましたが、かなりきちきちに入れてしまい、窮屈で酸素不足の状態になり、環境面が不十分になってしまったと思われる点です。

5.今後の対策

5.1鉢の交換

現在開花が少な目ですが咲いている状態です。開花が終わった株から順番に素焼き鉢などの水はけの良いものに交換していく予定です。韓国の方のYouTubeで鉢底ネットの素材で鉢をつくっている例がありました。とても綺麗に洋蘭が咲いており、このようなタイプもやってみたいと考えています。

5.2水ごけが良いか?

水はけが良いバークも用土として使って水ごけ以外のものでどうなるか一部やってみたいと考えています。

5.3季節ごとに管理

4月以降はベランダで管理しますが、まず夏場の高温対策にむけて、これから検討していきます。

5.4メネデールの活用

YouTubeの@@@さんのチャンネルで、根の発根促進や健康にしてくれるためにメネデールが良いと紹介されていました。現在、時々 根の部分や根が出てきそうな茎の部分に絵筆を使って、メネデールを塗っています。 根の状態をよくみていきたいと考えています。

 

メネデール液

5.5 かごに入れて管理

 数年前に購入した胡蝶蘭が、葉の病気になり、斑に白くなって、今年は咲くことができませんでした。

十分に咲かなかった胡蝶蘭

 根が丈夫に生きています。葉が元気になるまで、篭の上にそのまま入れて、根に時々水をかけてやり、空中管理のようなやり方もトライしているところです。
→ 来年の春にはたくさん咲くようにきちんとみていきます。

 ・以下より「洋蘭の育成」のメイン画面に戻れます。↓

洋ランの育成方法