デンドロビュームの育て方
今週はデンドロビュームの育て方について調べまとめてみました。参考になさって下さい。
1.概要
デンドロビュームは1000種類もの種類があり、園芸店で売られているデンドロはその中で、ノビル種が改良されたものが多いです。
原産地; 熱帯アジアから日本まで広く分布しています。日本にはセッコクが自生しています。
デンドロビユムは樹木などに着生しています。デンドロビユムは雨の多いときは水を吸収して生育し、乾燥してくると花芽をつけます。乾燥した時期は冬で、低温になると花芽をつけてきます。
その他の種類; デンドロビユムにはノビル系以外の種類もあります。
デンファレ系;年に数回花をさかせるようです。
フォーミダブル系;
夏から秋にかけて咲きます。夏の強い日差しや高温がきらいなようです。冬は低温、乾燥を好みます。 ギンギアナム系
育成方法はノビル系と同じ。
略称; Den.
2.作業
(1)植え替え、株分け ; 4月から5月中旬
株が一杯になったら株分けを行います。大体2、3株づつに分けて、しわがあるいうな古い株は捨てます。 株分けの他にも、茎ざし、茎ふせなどの増やす方法もあります。
4月になり、昨年目を出した茎がだいぶ大きくなり、横にはみ出してきており、支柱などで上を向くように
調整しました。
(2)花茎切り; 花茎の根元から切り取ります。
(3)高芽取り、茎ざし ; 6月から8月末
茎ざし;しわのあるような古いものでなく、花がまだ咲いていない太った株がよく発芽しやすいようです。私も1本ためして見たいと思います。茎をつけ根から切り取り、2節にして中間に節がくるように切り取っていきます。湿った水ごけで繰るんで、鉢に植えます。
私のデンドロビュームですが、今年(4月後半)は高芽のようなものが多く出ています。化成肥料を4月に与えていたので、出てきたのかなあと思っています。少し大きくなったら、植え替えてみたいと思っています。
(4)支柱立て; 10月~1月
株が生長してくるとバルブが倒れてくる場合、支柱立てをやってあげます。株と支柱の間は結束用のビニール線などで緩めに結びます。
3.置き場
(1)4月末~ 11月中旬; 戸外
長雨に当てないよう注意、風通しの良い場所におきましょう。
(2)11月中旬~4月末;
室内、最低温度7~8℃
4.日照り
(1)4月後半~6月 ;よく日光に当てます。
(2)7月~8月 ;30%程度遮光します。
(3)9月~11中旬 ;よく日光に当てます。
(4)11月後半~4月中旬; ガラス越しに日光を当てます。
5.水やり
(1)3月~6月 ;乾いたらすぐ与えます。
(2)7月~9月中旬 ;充分に与えます。
(3)9月後半~10月;乾いたらすぐに与えます。
(4)11月~2月 ;乾いてから1~2日たって与える。
6.肥料
(1)4月中旬~7月 ;1000倍の液体肥料を週1回与える。
(2)5月始め ; 置肥を1回与えます。
6月始め ; 同上
(3)7月~12月; 花付きをよくするため、第一リン酸カリの2000倍を1~2回/月に与えます。
7.用土
水ごけを使用しています。バーク材でも良いです。水やりが大変な忙しいかたはどちらかといいますと水ごけがおすすめです。
シンビジュームの育て方・胡蝶蘭の育て方も参考にしてください。
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