ウェルナー教則本(チェロ)を練習しています。(21/6月)

2022年6月4日

現在、独学でチェロの練習をしています。

 1.毎日(週の半分)、1時間程度の練習

家の家事(買い物など)などが落ちついた午後に1時間程度チェロの練習をしています。教則本(ウェルナー) の練習範囲を決めて、繰り返し練習します。

2. NO.3 MELODIC STUDY  (旋律的練習曲)

ウェルナー NO.3

ウェルナーには`NO. が付された曲が20曲ばかり、途中途中にあります。途中での仕上げの曲といった意味で番号を付しているものと思います。
 no.3 旋律的練習曲
半年くらい前から、練習しています。最初はなかなか途切れずに引けませんでしたが、かなり連続して引けるようになりました。

 3.難しい箇所

楽譜のパートの印でA~Jまでの英文字が付されています。
(1)Bの部分
 1小節目;8分音符、8分休符、2分音符、4分音符と続きますが、短い音符、休符、異なる長さの音符が不規則のように続くので、きちんとした拍子に合わせるのが結構難しい。
 2小節目;C線のEからD線のEそしてまたC線のEへ戻る。G線を跨いで往復する運弓が1つ難しいところ。最後が1.5分の長さで終わり、3小節目で0.5(8分音符)となる、境目の不規則さも拍子を正確に合わせることが難しい。
 3小節目~;そのような異なる長さの音符の順番が繰り返されます。
 最後の3小節;8分音符、4分音符、「8分音符~スラーの1.5分音符長さ(移弦を伴う)」の繰り返しとなっており、自身では、大分正確性にかける引き方になっていました。

4.youtubeが 大変参考になった。

youtubeでwelnerの曲演奏を探して聞いていまが、最近「奥村景」先生の演奏がありました。先生の演奏はwelnerのno.の曲を公開されています。大変参考になりました。理由はピアノ伴奏つきで演奏されている点。テンポがどのようになっているかわかりやすいです。

YOUTUBE ADRESS (ウェルナー NO.3)

上記のB 部分の最後ははずむように軽快なフレーズであることがお聞きして理解できました。

3.「難しい箇所」の続き

(2)Dの部分
  1小節~;広いポジションのB、C#からD線の0。5ポジションのD#を指1で引き、続けて指1でE にスライドさせていく部分も難しい箇所です 同様な展開が、Eの部分の最初の小節にも 出てきます。
(3)Eの部分
 最後から3小節目に rit. e dim で非常にゆっくりなテンポになるように引く。上記youtube を見る前までは気がつかずにそのまま引いていました。
 最後から2小節目、前の小節で指2で押さえていたB  を指3に変えて引くようになっています。 
4)Jの部分

@@@ 最後の部分の写真 @@@ 

ウェルナー NO.3(下段)

 2小節目に指4で、C#→C と変える同じ押さえ肩の部分があります。意識して正確にひけるように練習したいと思います。
 最後から4小節目~最後まではフィナーレのような終盤の演奏になります。
しかし8分音符、4分音符X3、8分音符、2分音符+8分音符のように、いじわるのうに不規則な長さの音符が連続する部分で、数を1つ多く引いたり、テンポがずれたり、しっくはっくして何度練習しています。

 4.楽譜の記号

記号にはあまり気がつかず、ともかく練習してしまう癖があり、注意していきたいと思います。
 楽譜の中に途中に強弱やテンポを指示している記号(説明)があります。
Andante.(M.M.  四分音符 = `72)
歩くような速さで、一分間に72拍子。
(1)1段目
 ①p dolce .
 (弱く 甘く柔らかくの発想標語で始まります )
 3番目の<>では間に
 ②rit.(リタルダンド)
 →リタルダンドとは、*テンポを次第に落としていく。
(2)2段目
 ① a tempo ;
  (元の早さで)になっています。これは1段目の最後にrit.B
の後元のスピードで再開してください 。
(3)6段目
  p espressivo;
  弱い音で、表現力豊かに
 (4)  8段目
   rit. E dim.
   段々弱く、そして段々遅く、次第に消えていくように。

5.終わりに

  このブログでは50~60代でチェロを始める方法について解説しています。よろしかったら参考になさって下さい。また、ウェルナー教則本は、amazonさんなどでも購入できますので購入先をご紹介いたします。


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