年金生活の投資活動のすすめ

2022年6月4日

年金生活を始めたら手堅く、現金(預金)等で資産を持っておくという考え方もあります。金利低金利の時代、利子による利益は望めません。一方で、株式や投資信託は確実に利益を補償してくれる投資ではないので、投資は行わない方も多いと思います。

 年金生活に入っても、少しでも働いて所得を増やせば、より豊かな生活ができます。それと同じ考え方で、少しでも株式や投資信託などに投資して利益を出せれば、豊かになれるといえます。

 投資は自己責任で、リスクを伴うことを意識しないといけませんが、利益を出しやすく投資する方法や考え方を勉強して理解することができれば、投資を始めやすくなると考えます。

 今回は、そのような考え方(知識)を少しご紹介します。

 (あくまで、この記事は私の考え方の紹介です。投資は自己責任でお願い致します)

★★ このブログの概要 ★★

 ○余裕資産の一部で運用
 ○時間をかけて運用
 ○投資に興味を持ち楽しく勉強する
 ○投資対象を広げる
 ○投資の種類
 ○おすすめの証券会社
 

1.余裕予算の一部で運用

(1)必要な資金はまず現金等で確保
 年金生活に入れば、一番大切なことは、日々安定的に生活することです。このため、老後に必要な資産はきちんと確保していく必要があります。このため、投資でうまくいかなくなっても大丈夫なように、確実に必要な資金は現金や解約しても損がでない定期預金、国債等で確保し、余裕資産を決めて、その範囲で投資に回すことが、まず重要です。
 じやあいくら位にしたらいいかは個人個人で考え方が違うので、各人で決める必要があります。
私の場合は、ざっくり半分くらいは現金、半分は投資にするくらいでやっています。

2.時間をかけて運用する

(1)一喜一憂はしてもじっくり時間をかける
 相場は世の中のいろいろな動きに連動して上がったり下がったりします。一時期、大きく下がって、運用損益がマイナスになると、気分的に落ち込み、投資をやめたくなったりします。
しかし、そのような時もあれば、また、大きく回復する時期が来るので、じっくり我慢して投資を継続すること重要です。

(2)長期投資の方がやりやすい

 日経平均もダウも2000年代は上昇基調で推移しており、世界の企業の経営状況は全体として成長しており、長期で投資していれば、プラスになる確率は非常に高いといえます。
 また、短期で利益を出そうとすると日々いろいろ気にかけて運用する必要があり高齢者には大変ですが、長期の場合は、時々様子をみて、置いておくだけで良いので楽な運用ができます。

3. 投資に興味を持ち、楽しく勉強する

(1)投資の始まりが勉強の始まり
  どんな投資でもいいので、少し何かに投資を始めるとその時から時価が動き出すので、株価の値動きと日経平均、ダウ、ドル円の動きにも関心が出て、日本や世界の経済状況に関心が出てきます。
 つまり、少しの投資から経済、企業、社会などに関心が広まり、自然と勉強ができる素養を身につけることができます。

(2)勉強の具体例
 私の場合は朝7チャンネルのモーニングサテライトという日本経済新聞社の番組を朝 6時くらいから、朝食を食べながら見ています。
  米国、世界、日本の株価最新状況や各社の決算情報、トピックス、経済指標の見方を専門家の方が、最新状況に照らし合わせて解説される番組で、朝のルーティンになっています。
 また、投資に関する本を図書館から検索して面白い本があれば借りて読むようにしています。

4.投資対象を広げる

 ちょっと横道にそれてしまいましたが、出来るだけ安全な投資の考え方として、投資対象を広げるという考え方があります。
 ①世界、米国、日本など全体に投資 
  1つの企業の株式だけに投資した場合、うまくいけば、大きなリターンを得ますが、想定外の事案等が発生すると株価は下落し、大きなマイナスになります。複数の会社に投資すれば、そのような確率は減ります。
 この考え方の究極的な投資方法が、日経平均や、ダウ、ナスダック平均等に投資する考え方があります。
 投資信託やETFには上記のような平均指標に投資できる商品、銘柄があります。

5.投資の種類

(1)株式
 国内では、東証、ジャスダック、などから特定の企業について投資します。
 私の場合は、株主優待がついている銘柄でまず好きな企業に投資しています。
  たとえば、日本マクドナルドは半年に一回 バーガー、ドリンク、サードメニュー(ポテト、サラダ)がセットになった利用券が複数枚(3000円相当)がもらえます。更に配当金ももらえます。
 次におすすめは、配当率が高い銘柄です。株価に対して約4%程度あれば、配当が高いといえます。
  たとえば、東京海上。経営状況が安定しており、株主還元を重要視している企業です。
 その次は、経営状況がよく、年々売上、利益を拡大している企業です。ただし、そのような企業は人気のため、株価が既に高くなっている場合もあり、見極めが必要です。
(2)投資信託、ETF  
さまざまな投資信託があります。
 ①安定的な成長を目指す
  世界の米国、新興国、国内などの株式、国内・世界の債権などにバランスして、投資するポリシーで運営している投資信託は安定的な成長を望めます。
  たとえば、日興アセットマネジメントの財産3分法ファンド。
  ETFは投資指標を機械的に指数(たとえば日経225など)をきめて自動でコントロールする投資であり、手数料、運営費用が非常に低く、効率的な投資ができます。
    たとえば国内では 「iシェアコア 日経225 ETF」東証 1329 株式と同様に東証で上記の番号で投資ができます。
  世界の投資信託では、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)このような、バランス型を複数織り交ぜて投資するとリスク分散することができます。
(3)積立てで投資する
  株価、債券日々変動しています。投資のタイミングとして、毎月定額で積み立てで投資すると、
  株価が低い場合は多く購入し、高い場合は少なく購入するので、自然と効率的な購入ができるのでおすすめです。 

6.おすすめの証券会社

投資先はオンライン証券が手数料が安くおすすめです。若いころ投資始めたころから、マネックス証券を利用しておりおすすめです。国内のオンライン証券会社として歴史を持っており、安心してお付き合いができます。
 時々投資者を対象にしたオンライン講座 で勉強会も開催しており、役立っています。

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